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  • 執筆者の写真Femme Café

ブライダルプロジェクト!

みなさんこんにちは。ファムカフェ副代表のあっこです。


今回初めて、ファムカフェのコーヒーをブライダルギフトとしてご利用頂きました。

題して「ブライダルプロジェクト」、私たちが何を、どのように取り組んだのか、みなさんにご紹介したいと思います。



さて、今回のお客様は、ご結婚式を迎えられるカップルです。

ご結婚式のプチギフトとしてぜひ、ファムカフェの「ルワンダ産コーヒー」を使われたいとのお話を頂きました。

それもそのはず、お二人を巡り会わせたきっかけが、ルワンダの地だったのです。

ルワンダの大地

お二人は修士論文執筆にあたって、ルワンダを調査地に選ばれており、その作業を通して出会ったそうです。 なんとも運命的なお話ですね! 日本の地で、「ルワンダ」をきっかけに人々がつながる。 こんなこともあるのだと、ご縁を感じられました。 しかし、ご依頼された品数、なんと200個!! ご結婚式という内容も、品数も、当団体にとって全く新しいチャレンジでした。 チャレンジングではあるものの、「ルワンダ」でつながり、わざわざ当団体にお声かけ頂いた特別なご依頼であるため、気を引き締め、喜んでお引き受けすることにしました。 それではプロジェクトの背景をご理解頂けたところで、商品作成から出荷まで、その流れをご説明します。 フェアムカフェでは、焙煎加工からパッキングまで全て学生メンバーの手で行っています。 (現地からの買い付けも!)

普段の焙煎機

お世話になっている曼珠苑さん

ファムカフェのコーヒーは一袋50gでご用意しているため、200袋は合計で焙煎豆10kg、焙煎する前の状態(生豆)だと、約12.5kgに相当します。 普段は1ヶ月に2~3kgペースで焙煎しているため、一度のご依頼で12.5kgとは、私たちにとって前例のない規模でした。 普段焙煎機をお借りしているお店で対応するのは難しかったため、場所を変える必要がありました。 そこで、筆者の近所で「コーヒーに真剣な店長がいる」と評判の、La manoという自家焙煎香房屋さんを訪ねました。 西武線東伏見駅から徒歩5分の静かな街にあります! http://www.lamano-coffee.com/ お店にあるコーヒーは、全て自家焙煎でじっくり仕上げています。 そのコーヒーの自慢は、甘味と苦みを最大限に引き出し、冷めてしまっても、最後の一滴まで美味しいことだそうです。

La mano マスターと焙煎機

ここで焙煎加工の依頼をしたところ、急ではありましたが、職人肌のマスターは全面的に協力してくれました。 さっそく、直火式焙煎機でじっくり煎ります。 一回転で最大容量5kgのところ、3kgのみ投入し、丁寧に焙煎していただきました。電気式の焙煎機と違って、火の加減も、釜から豆をあげる瞬間も、全てマスターの熟練した腕によって決められます。 そうして出来上がった豆は、驚くほどふっくら焼き上がりました。

焙煎時間は普段よりも長めで、深めのシティローストです。 酸味を活かしつつ、甘味と苦みがバランス良くでるような焙煎度合いを目指しました。 試飲もしましたが、ルワンダコーヒーのもつ、フルーティな酸味、ナッツの香ばしさ、チョコレートのコク… アフリカの大地を思わせるような豊かな味わいが、溢れ出していました。

コーヒーの木

マスターの焙煎を拝見する事で、焙煎とは本当に職人技であるということ、そして私たちはまだまだまだ勉強不足であることが分かり、大変勉強になる時間でした。 そうして焙煎が無事完了したところで、パッキング作業に移ります。 今回は、ご結婚式ということなので、ラベルを通常のものではなく、メンバーが特別にデザインをしました。


特別なラベルをもとに、メンバー総動員でパッケージングをします。ひとつひとつ、手で、コーヒーを丁寧に包みます。

そして、ひとつひとつに、お祝いの気持ちを込めました。


そうして出来上がった200個のコーヒーたちは、箱詰めにされ、いよいよお客様のもとへ。

ご結婚式ということで、お祝いの手紙もご一緒に。 幸せ溢れるご結婚式の様子が到着いたしました! この幸せをおすそ分けいたします。


ブライダル雑誌の表紙に出てきそうな、なんとも美しい新郎新婦様です!!!

ご結婚式でコーヒーをプチギフトとして来賓のお客様に配られている様子です。新婦さま、バラの精・・・?



こんなキレイな人に渡していただいて、コーヒー幸せ。。。


無事にお手元に届いたこというお声をいただき、ホッと一息できた瞬間でした。 このように、ご結婚式という非常におめでたい場に、私たちが関わることができて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 今回のプロジェクトを通し、周囲の皆様のご協力のありがたみを感じ、自分たちはまだまだ成長の過程にあることを実感することができました。 今後とも、お客様の大切な場を、または日常のひとときを、少しでも明るくする。 そのような体験を、美味しいコーヒーをお届けすることで実現して行きたいと思います。 本日も、皆様にとって幸せな発見がありますように。 土屋亜紀子

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