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「アフリカ理解プロジェクト」代表・白鳥くるみさんインタビュー 前編



皆さんこんにちは!


先日、アフリカと日本を繋ぐ活動を行っているNGO団体「アフリカ理解プロジェスト」代表の白鳥くるみさんにお話を伺いました。今回と次回の2回に分けて、インタビュー記事を掲載します。


それでは前編です!




筆者:アフリカ理解プロジェクト(ARP)さんの活動内容について教えてください。


白鳥さん:ARPは日本でアフリカ理解を促進するさまざまな活動、例えばアフリカに関する本作りやARPが商品開発支援をしたハンドメイド製品の紹介・販売などを行い、得た資金をエチオピアでの遊牧・牧畜民コミュニティ支援などのプロジェクトに使っています。ちなみに遊牧・牧畜民は、最も貧困率の高いグループに属する人々です。


これらの支援プロジェクトは、ARPの現地パートナーNGOが主体となり取り組んでいます。ARPはそのサポートに徹しています。現地の人々が、自分たちの問題に能動的に取り組むことが重要だと思うからです。日本人が資金援助しあれこれ指示する、といった従来のやり方ではうまくいかない、これが現地での経験で私たちが学んだことです。


アフリカの人たちから「支援ではなく仕事がほしい」という声をよく聴きます。そこで小さな投資で雇用を生むハンドメイド製品のプロジェクトにも力を入れています。エチオピアのパートナー生産者のひとつにHIV陽性者の女性グループがあります。このグループは最初「資金なし、技術力なし、体力なし」という状態でしたが、コーヒー発祥の地エチオピアのコーヒー豆をつかった土産物の商品開発を支援したことで、生産・販売をスタートさせ、将来は観光客向けに店を開くという夢を持つまでになりました。所得の向上は体力を向上させ、夢を持つことは彼女たちの生きがいになっています。




このプロジェクトを発足させたもうひとつのきっかけは「どこに売ったらよいかわからない」という現地生産者と「どこに注文したらよいかわからない」という日本の販売者の声でした。互いのあいだで情報不足が起こっていました。特に中小企業、生産規模の小さな生産者の情報は、日本ではほとんど入手できない状態になっていました。そこで、私たちは多くの生産者の中から、設けた基準を満たす10のパートナー生産者を選び、商品開発支援と日本への情報提供をはじめました。このプロジェクトをきっかけに日本への輸出がはじまった生産者、国内での売り上げが伸びた生産者など多くの成果があがっています。


前編は以上です。来月に後編を公開しますので、それまで少々お待ちください。お楽しみに!

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